tapestry
twaud.io に毎晩「Goodnight_to_followers」と名付けて音楽を作り始めて今夜でまる一ヶ月。正確にはスタートした先月が2月なので通常の一ヶ月よりはまだ少ないけれど。http://twaud.io/users/pansykiwi
毎晩寝る前に音楽を作り、それを録音しネットにアップするなどと以前には思いもしなかったこと。突拍子も無いアイデア。多分誰のためでも無く自分へのある種の挑戦の意味も含めて気楽に始めて見た。ところがあまり時間もかからず毎晩100~200多い曲はもっとたくさんの人達がどこかで聴いてくれるようになっていた。
自分のためと思って始めた音楽作りが見えないオーディエンスを意識し始める。すると当然の様に”作れない日””何も生まれて来ない夜”も訪れる。もう眠くてしようがないし疲れてしまったしアイデアも浮かばないし・・・と。ところがそんな夜更けになってしまってもどこかで誰かが今夜も待っていてくれるのかも知れないなと思う。見えない人達のことをじっと思ってみる。そしてその景色が自分の中にふっと見えてきた瞬間に心で音が動き始める。その音を捉まえ手の中で少し暖めてみる。そうやって今夜もどうにか音楽と呼べるようなモノが生まれて来る。その音に「おやすみなさい」の気持ちをそっと添えてみる。
そんな風に毎晩作っているので自ずとピュアな自分の音楽(音楽を作ることに向けての自分の姿勢と言うべきか)が見えてくる。
一時期自分の音楽の作り方がどうしてもサウンドやアレンジや音楽的構造に偏重している様に感じて、それがとても嫌だった。もっとシンプルで簡単な演奏、手触りの良いオーガニックコットンの様な、身体に優しいスローフードの様な音楽の作り方がどうしてもできない。できそうでできない。それが歯がゆくて悔しかった。
twaud.ioにアップする音楽を毎晩作る作業を通して、それを振り返ってみて初めて気づいたのがそういった自分にとっての音楽の成り立ち方だった。
自分のやり方は前述したような肌触り良いコットンで身体を優しく包み込む服作りでは無く、織物を作るみたいなことなのだと。シンプルな一本の糸では無く色々な色の糸を織り込んで作っていくやり方なのだろうと。
アレンジだ構造だと言うことではなく、一本一本の別々の糸を組み併せ織り込みひとつのモノを作る。その織っている部分を見ても何だか全くわからないのが、織り終えて全体を見て初めてわかるような音楽の作り方なのではないかと。一つ一つの違った音色を併せる。だからひとつひとつの音色そのものが意味を持ち、それぞれのフレーズや配置自体が意味を持つ音楽の作り方を目指して来たのではないだろうか。
翻ってそれが故にレコード・プロデューサーと言う職業に自分を特化できてきたのではないだろうかと。
そんな風にして今晩も明晩も音を織り込んで行く作業を続けてみよう。自分にとってのタペストリー作り。そして今夜も「おやすみなさい」を。
*twasud.ioのページは最新の20曲しかリストに載らないため、masakimitsuhisaさんがアーカイブページを作って下さいました。
http://twitter.com/Goodnight_to_f
0 TrackBacks
Listed below are links to blogs that reference this entry: tapestry.
TrackBack URL for this entry: http://masahidesakuma.net/movabletype/cgi-bin/mt-tb.cgi/198

こんばんは。
じぶんのために書いたり、作ったりすることが、
だれかのこころの一部にもなってゆくこと
生活の一部分となってゆくこと
がいちばんすてきなのでは、と、おもいます。
こんばんわ。
毎晩は聴きに行けてないのですが、
あそこに行くといいものが待ってる!
って思うだけで一日の疲れも癒されます。
負担になっては申し訳ないなと思いつつも
思い浮かんだ風景を伝えずにはいられません。
これからも義務に感じずに
続けていただけたら嬉しいです。
もしかしたら
携帯でコメント書いてるので
何個かコメントがのるかもわかりませんが…
音楽の世界は作るまで繊細
完成すればしっかり美味しい音楽になりますね
ほんま頑張ってや〜
応援してまっせ〜